こんにちは、コユクラのこゆきまるです。
私はふだん、ほぼ日手帳weeksを愛用しているのですが、レザーの手帳カバーがほしくなったので作ってみました!
ほぼ日手帳weeksには「ファインクラシック」シリーズという、もともと革張りのかっこいいおしゃれなシリーズもあるのですが他の物と比べるとお値段がかなり高めになってます。
毎年ちょっとお高いのを買うのもなんだかなあ、、と思ったりしてしまいます。
なので私はふつうのシリーズのほぼ日手帳weeksを買って毎年カバーだけ入れ替えるようにしています。
だんだんといい風合いになっていくので使ってるうちにどんどんと好きになっていきます!
レザーをカットする
まずはキリでレザーの表面に測ったサイズどうりに印をつけてカットしていきます。
レザーに跡をつけしまうことになりますが見やすいようにしっかりと線をつけていきます。
この時、先の細いカッターを使うと曲線もきりやすく、作業がしやすくておすすめです!
直線をカットする場合は定規を当てて曲がらないように、かつ安全なようにまっすぐ切るようにしていきましょう。
革包丁を使っていくこともできるのですが、私はカッターを使う方がやりやすいので基本的にはカッターを使うようにしています(革包丁ムズカシイ、、、)
「銀ペン」
レザーに線を引く道具で「銀ペン」という物もあるのですが、線が太くなってしまうので精密な作業には向いていないと私は思います。
なので基本的にはキリでほそーい線をつけてカットするようにしています。
こまかい作業に向いているカッターです♪
使いやすいリバーシブルのカッターマットです♪
革包丁にも慣れていきたいですね♪
レザーの下処理
床面磨き
レザーをカットできたら床面(裏面)の処理をしていきます。
革の裏面はざらざらと毛羽立っていて見た目も手触りもいいモノではありません。
なのでトコノールという床面仕上げ材を塗って、ガラス板やヘラなどの硬い物で磨いて処理していきます。革の保護、防汚効果も抜群!のようです。
だんだんとツルツルに仕上がってきます。なんなら銀面よりもツルツルになってそっちを表に使いたくなってしまうくらいです。笑
床面(とこめん):レザーの裏側のざらざらしている面
銀面(ぎんめん):レザーの表側のさらさらつるつるしている面
コバ磨き
コバとは、レザーの端っこ(横の辺)のことです。
縫い付けが終わってから磨くのが基本なのですが、ここもそのままだとザラザラとしているので必要に応じて先に磨いておくと後々作業がしやすくなります。
今回の手帳カバーでいうと縫い付けない内側にくる部分はあとから作業がしにくかったので先に磨いて処理をして仕上げました!
トコノールです♪
接着して縫い付ける
さて、いよいよ組み付けます。
まずは接着する部分を革包丁やサンドペーパーで削ってボンドがしっかりくっつくようにします。
ボンドを塗り、少しだけ乾かしたらくっつけて圧着します。
これだけでもかなりの接着力になるのでほとんど完成の形になってきます。
次に糸で縫っていきたいので下穴を均等な感覚で開けていき、レザークラフト用の糸で縫い付けていきましょう。
最後に仕上げとしてヘリ落とし、コバ磨きをして完成です!
レザークラフト用の針です♪
レザークラフト用の糸です♪
「ヘリ落とし」
レザーの横の辺の角をすーっと切り落として丸みをつけることです。
手触りも見た目も良くなります。
まとめ
☑︎レザーに印をつけてカットする
☑︎レザーの床面(裏面)を磨いてツルツルにする
☑︎先にやっておいたほうが良さそうな所のレザーのコバ(横の辺)も磨いておく
☑︎ボンドでくっつけて糸で縫い付ける
☑︎ヘリを落としてなめらかにする
☑︎コバを磨いて仕上げる
☑︎完成!!
製作工程こちらから動画で観られます♪