DIY

外壁塗装はDIYでもできるのか!?費用は?

塗装

外壁塗装のタイミングとは

外壁塗装のタイミングは主に3つの内容によって決まってきます。

それは、、

・塗料の耐用年数
・外壁の劣化具合
・外壁の素材

この3つです。

「塗料の耐用年数」10年前後で塗り替え

塗料の耐用年数は前回の塗装からだいたい5〜15年程度です。

なので、前回の塗装から10年前後経過していたら塗り替えのタイミングです。

※塗料の種類によって寿命は異なります。

塗料の種類耐用年数
アクリル塗料3〜8年
ウレタン塗料5〜10年
シリコン塗料8〜15年
フッ素塗料12〜20年

「外壁の劣化具合」場合によっては早急に塗り替え

外壁の劣化具合にはいろいろなパターンがあります。

少し色あせてきたり、ツヤが無くなってきたりなどです。

その中でも下記のパターンは早急に外壁の塗り替えをしたほうが良いです!

・塗膜が浮いている、剥がれている

・外壁にヒビが入っている

・サイディングの継ぎ目のコーキングが硬化して裂けている
 ※サイディングとは、外壁に貼る壁材のこと。
 ※コーキングとは、接着剤(隙間を埋めるためのボンドのような物)

・塗料が劣化して触ると白い粉のようなモノが手に付着する

外壁塗装をカンタン見積もり

外壁塗装で必要な道具

ハケ

外壁塗装をDIYするには主に下記のような道具が必要になってきます。

洗浄用の道具

・家庭用高圧洗浄機

・バケツ

・ブラシ

・中性洗剤

養生用の道具

・養生用シート

・マスキングテープ

下地処理用の道具

・サンドペーパー

・コーキング材

塗る用の道具

・ローラー

・ハケ

・下塗り塗料

・上塗り塗料

その他あると便利な道具

・ビニール手袋

・使い捨て紙ウエス

DIYで外壁塗装をする手順

外壁塗装

DIYでの外壁塗装には大きくわけて5つの工程があります。

ひとつずつ説明していきますね。

洗浄

まず最初にやることは壁の洗浄です。

高圧洗浄機でザーッと洗い流し、カビや苔は中性洗剤でブラシなどを使って洗い落とします。

隣の家などに汚れが飛び散らないようによく注意して作業するようにしてください。

その後よく乾かしてから次のステップに進みましょう。

養生

塗装しない所をマスキングテープやシートを使って養生していきます。

※養生とは、塗装したくない場所を覆い隠すようなイメージです。

マスキングテープはすき間ができないようにしっかりと貼り付け、シートは風で飛ばされないように注意しましょう。

下地処理

外壁の下地にヒビやコーキングの裂けなどがあったら塗装する前に補修するようにしましょう。

先に補修しておけば塗装後の仕上がりにグッと差がでてきます。

ヒビや傷などにコーキングを充填したら、サンドペーパーで表面を整えます。

下塗り

外壁と上塗り(仕上げ塗り)の塗料の密着を良くするためにまずは下塗り剤を塗装していきます。

車の塗装で例えるとサフェーサーのようなイメージです。

この工程を丁寧にやらないと上塗りしてしばらくしたらすぐに塗料が剥がれてしまった、、

なんてことになってしまうので、しっかりとムラなく塗っていくようにしましょう。

上塗り(中塗り・上塗り)

下塗りが乾いたら上塗りを2回やります。

それを「中塗り・上塗り」と言って、同じ塗料を2度かさねて塗ることによって塗装面が厚くなり耐用年数が上がります。

また、2度塗ることによって塗り忘れや塗りムラが防げるのでキレイに仕上がります。

最後によく乾かして完成です!

外壁塗装で使う塗料

塗料

外壁塗装で使う塗料にはいろいろな種類があります。

かんたんに説明していきますね。

下塗り用の塗料

下塗り用の塗料には主に下記の2種類があります。

シーラー

シーラーとは塗装面と上塗り塗料の密着性を良くしたり、塗料の吸収を抑えるための下塗り剤です。

サラサラとしてるのでサササーっとかんたんに塗ることができます。

シーラーには水性と油性のものがあります。

水性の特徴

・外壁に吸収されやすいのでヒビなどが無い所に塗るのがおすすめ
・水性なので後処理が楽
・乾燥に時間がかかる(数時間)

油性の特徴

・外壁に吸収されにくいためヒビなどの劣化の激しい所に塗るのがおすすめ
・乾燥が早い(30〜60分)
・匂いがきつい
・後片付けが大変

フィラー

フィラーとは粘性があるのでデコボコな傷があるような外壁や、モルタルの外壁の下地塗装に向いています。

ですが、粘性があって扱いにくいのでDIYでやるならシーラーを使って下地処理するのがおすすめです。

上塗り用の塗料

上塗り用の塗料には主に下記の4種類があります。

アクリル

選べるカラーが豊富なので好みの色を探しやすいです。

塗料の値段は1平方あたり1,000~1,800円ほどなので他の種類の塗料よりも安く仕上げることができます。

紫外線に弱い。

耐用年数は3〜8年。

ウレタン

弾性や伸縮性に優れているので外壁塗装によく使われています。

塗料の値段は1平方あたり1,700~2,500円ほどなので、アクリル塗料より少し高めになっています。

紫外線に弱い。

耐用年数は5〜10年。

シリコン

耐熱性や耐水性が良く、汚れにくいので外壁塗装で最も使われている塗料です。

塗料の値段は1平方あたり2,300~3,500円と高めになっていますが、長持ちするので長い目で見ればシリコン塗料での塗装がオススメです。

耐用年数は8〜15年。

フッ素

主成分の合成樹脂にフッ素が含まれているので、高い耐久性があります。

湿気の高い地域での塗装には防カビ効果のあるフッ素塗料がオススメです。

塗料の値段は1平方あたり3,500~4,800円と最も高いので、値段を抑えたいDIYでの塗装にはあまりおすすめはできません。

耐用年数は12〜20年

外壁塗装をDIYするメリットとデメリット

さて、外壁塗装をDIYするメリットとデメリットを簡単に解説していきます。

メリット

費用が安く抑えられる

専門業者に依頼すると塗る面積などにもよりますが、工賃などでだいたい100万円くらいになります。

そこをDIYすることによって塗料代やその他の用品などで、だいたい半分の50万円くらいに抑えることができます。

ですが、危険を伴う作業ですし失敗してしまったらやり直すのも大変なことです。

外壁塗装をキレイに仕上げたい!という方は専門業者に依頼するようにしたほうが良いでしょう。

自分のペースで塗装できる

専門業者さんとの打ち合わせや日程調整などがスムーズにいけばいいのですが、なかなかうまいこと進まないこともあります。

そこで、自分でDIYすることによって自分のペースでのんびり気ままに塗装をすることができちゃうのです!

ですが、お休みの日などに少しずつやっていては、なかなか終わりません。

作業をしてない日に雨が降って、養生が剥がれてしまったりと大変なことになってしまいます。

デメリット

危険な作業である

外壁ということで、高所に登らなければならないので危険が伴います。

安くすませたい!と考えてDIYしても怪我をしてしまっては大変なことです。高所からの落下などで大怪我につながってしまいます。

作業に不安がある場合は無理にDIYせずに専門業者さんに依頼しましょう。

DIYなので失敗がある

プロが塗装してくれると本当にキレイに仕上がります。

ですが、DIYの場合は失敗がつきものです笑

塗装にムラがあったり、想像してたようにうまくいかなかったり、、

と、いろいろな失敗が想定できますね。

外壁塗装DIYを失敗しないためのコツ

ポイント

失敗をしないコツは下記の3点です。

しっかりと洗浄する

まずはしっかりと外壁を洗浄することです。

塗装は下地が大事なのでここで手を抜くと後々塗料がすぐに剥がれてしまったりする失敗につながってしまいがちです。

しっかりと養生する

次にしっかりと養生をすることです。

塗装したくない部分に塗料が飛んでしまって取り返しのつかない事にならないように、養生は気合を入れてするようにしましょう。

高所は危険なので無理をしない

最後に最も大事なポイントです。

絶対に無理をしないことです。

高所からの落下は大怪我につながることが多いので不安があるようならDIYは諦めて専門業者に依頼しましょう。

無理せずに専門業者に任せよう!

ここまでDIYでの外壁塗装について解説してきましたが、無理せずに専門業者にお任せするのも検討しましょう!

高所の作業は危険が伴う

高所での作業は危険が伴うので慣れている専門業者さんにお任せしたほうが良いですね。

そして場合によってははしご等ではなく、足場を組まなくてはならないこともあるのでDIYするには大変すぎます。

プロが施工してくれるので失敗がなく満足な仕上がり

プロの職人さんが塗装してくれるので必ずキレイで満足のいく仕上がりになります。

この仕上がりの安心感はお金には変えられません。

専門業者さんとゆっくり打ち合わせをして、まずは見積もりをとってもらうようにしましょう!

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