DIYで人気のオイルステイン
そもそもステインとはなんぞ?って話なのですが
コーヒーやワインをこぼしてしまった時などにシミができてしまいますよね?
そのように色素が木部に染み込んで着色する着色剤を配合した塗料のことを一般にオイルステインと呼んでいます。
木部の内部に着色剤が染み込んでいき、木本来のぬくもり&美しさが保てる。塗装をすることによって木目や傷が強調されるのでアンティーク家具のような仕上がりにすることもできます。
ただし、塗膜を作らず着色する塗料ゆえに表面保護にはならないので基本的にはニスやワックスでの上塗りが必要になります。
商品によっては木部保護剤も含まれている物もありますが、だいたいの物は
上塗りをしてくださいと表記してあるオイルステインばかりです。
ここではオイルステイン+ワックスでの塗装方法を紹介していきます。
オイルステインの塗り方
まずは基本の下地づくり
①木材の表面をならす&塗料の浸透をよくさせるために♯240くらいのサンドペーパーでやすりがけをします。
木目にそってやすりがけをすると、よりキレイに仕上がります。
②次に霧吹きで水を吹きかけ、毛羽だった所をまた♯240くらいのサンドペーパーでやすりがけをします。
この工程をすることで仕上がりの木の表面の滑らかさが変わってきます。
※めんどくさかったらやらなくても大丈夫です。私はめんどくさいので、この工程は省くことが多いです、、自分用のDIYなので笑
③表面の削りかすやゴミをよく拭き取ります。
さて、塗っていきましょう
①ハケやウエスに適量のオイルステインをつけて塗り広げていきます。ここでも木目にそって塗っていきましょう。なるべく木目にそって塗り広げていくことでダマになりにくくキレイな木目を出すことができます。
※塗料の粘度が高く塗りにくい場合はペイントうすめ液で少しうすめましょう。
②塗ってから2〜3分程度たったら余分な塗料はウエスなどで拭き取ってムラをなくしていきましょう。余分な塗料が残ったままだとそのまま固まってしまいブツブツとしたシミのようになってしまいます。
③1時間程度乾燥させて色がまだ薄いようなら②の工程を繰り返しましょう!
※乾燥時間は商品によってちがうので表記されている乾燥時間を参考にしましょう。
④24時間ほど完全に乾燥させて完成!
おすすめの仕上げ方
オイルステインは基本的には塗っただけだと強くこすったりすると色移りしてしまいます。
そこで表面保護&自分の好みのツヤ出しのために上塗りでニスやワックスを塗って仕上げるのが基本となります。
ここではワックスでの仕上げを簡単に紹介していきます。
①オイルステインが完全に乾燥しているのを確認したらさっそくウエスなどでワックスを塗っていきます。私はブライワックスのクリアが使いやすく、好みのツヤが出るのでよく使用しています。
②15〜30分ほど乾燥させタワシなどで磨いた後、ウエスなどで余分な油分を拭き取るように磨き上げます。
③完成!!いい作品になったなあと眺めましょう。
※オイルステインやワックスを拭き取ったウエスや布を放置すると発火することがあり危険なのでビニール袋などでしばって密閉して適切に早めに処分しましょう!
塗り方のコツまとめ
それでは最後にまとめていきます。
☑︎♯240のサンドペーパーで表面をやすりがけ
☑︎霧吹きで水を吹きかけ、毛羽だたせたらまた♯240でやすりがけ
☑︎削りかすやゴミを拭き取る
☑︎ハケやウエスでオイルステインを塗る
☑︎2〜3分たったらウエスなどで余分な塗料を拭き取る
☑︎1時間程度乾燥させて色がまだ薄いようならまたオイルステインを塗る
☑︎24時間ほど乾燥させる
☑︎仕上げにニスやワックスで表面保護をする
☑︎完成!いい出来だなあと眺める!笑
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