DIYでそこそこ使うのが玄能(げんのう)や木づち、などのハンマーです。よく見るのはトップ画像にもなっている釘を打ち付ける時に使う両口ハンマー(げんのう)です。
その他にも木工用や鉄工用、さらに傷を付けないようにするために柔らかい素材でできたハンマーなどのように種類がたくさんあるので用途によって使い分けていきたいところです。
まあ、、使いやすい所に使いやすい道具を使ったらOKです!笑
私は正しい用途はあまり気にせずに使っています。
ここではその用途を簡単に説明していきます。
ハンマーの種類
両口ハンマー(げんのう)
木材に釘を打つ
パッと見た感じ両方同じ形状に見えますが、よく見ると片側が平ら、もう片側には少しだけ丸みがついています。
はじめからこの丸みがついているほうで釘を打つち滑るのでまずは平らの方から。そして最後にもう片側の丸みがついているほうで木材に対して釘の頭が出っぱらないように打ち込みます。
両口ハンマー(八角げんのう)
木材に釘を打つ
こちらも両口ハンマーの一種で釘を打つ時に使うのですが、断面が八角形になっているので狭い場所などのようにハンマーを大きく振れない場所でも側面を使って釘を打ち付けることができます。
片口ハンマー(先切金槌)
木材に釘を打つ
両口ハンマーの片側が尖った形状になっていて、釘締めに使ったり狭い所での釘打ちに使ったりします。先切金槌(さっきりかなづち)とも呼ばれています。
釘締めとは
釘の頭を木材に埋め込むように叩き込み、抜けにくく、より強度を高める技法です。
ネイルハンマー
木材に釘を打つ、抜く
片側が釘を打つために平らの面になっていて、もう片側が釘を抜くために釘抜きの形状になっているハンマーで便利な道具です。
釘を打つ平らの面側に重心がよっているので釘を打ち込みやすいです。
鉄工ハンマー
鉄工、鉄板などの曲げ加工
片側が平面になっていて、もう片側が丸い球状になっています。
釘を打ったりピンを打ち付けたり、球状になっている側では鉄板を曲げたりするのに使います。
ただし、そこそこ重いので釘を打つだけなら両口ハンマー(げんのう)やネイルハンマーなどのほうが使いやすいです。
ショックレスハンマー
叩いた時の衝撃を吸収する
ハンマーの打撃部の中に小さな鉄球などが入っているので叩いた時にその衝撃を吸収してくれてより強い力が加わります。そして叩いた時の反動がかなり抑制されます。
プラスチックハンマー
叩いた時の傷つきを防止
ハンマーの打撃部の先端がプラスチックでできているので傷をつけたくないようなところをコンコンと軽く叩く時に活躍します。
何かを組み立てる時に軽く衝撃を与えたかったりする時などに便利です。
ゴムハンマー
叩いた時の傷つきを防止
ハンマーの打撃部がゴムでできているので傷をつけたくないようなところを叩く時に使用します。
プラスチックハンマーと比べて重量があるのでより強い衝撃を与えたい、そして傷をつけたくないときに活躍します。
コンビネーションハンマー
素材がちがう2種のいいとこ取りハンマー
片側に鉄、もう片側にプラスチックやゴム。などのようにそれぞれの用途によって使い分けられる便利ハンマーです。
まさにいいとこ取りハンマーなのです。
木づち
叩いた時の傷つきを防止
木でできたハンマーです。木工をする時に何かを組み立てたりするときに傷をつけずにはめこめたりと、そんな時に木づちが活躍します。
打撃部分が木でできているので、ほどよい力が加わります。
そして、なんとなくかっこいいです!笑