しばらくお手入れしてなかったギターって、金属の部品（主にペグやフレット）がくすんできてしまいます。
そのまま汚れている状態にしておくと、どんどんひどくなってくすみが取れにくくなっていってしまうので早めにお掃除してあげたほうが良いのです。
特にフレットが汚れていると音質にも関わってきますし、ギターの大切な指板にも悪影響を与えてしまうことになります。
そして、汚れたままだとギターを弾く時のテンションも違ってきます。やはりピカピカのきれいな状態のほうがテンションも上がりますね！
さて、さっそくペグ磨きやっていきましょう！
まずは弦をはずしてペグをはずす
ペグの種類にもいろいろあるのですが、今回はこのギブソンのペグを例にやっていきます。
表面からナットで固定されていて、裏面はビスが2本で固定されているタイプです。
輝きがぜんっぜんないです。
ペグのナットを緩める
六角形のナットを外す
写真の六角形の部分を反時計回りに緩めていくとはずれます。
ペンチなどでもゆるみますが傷がつきやすいので、専用工具（メガネレンチやスパナレンチ）ではずしましょう。
このような工具ではずします♪
これはなかなか磨きがいがありますね！笑
続いて、裏のビスをはずす
今度は裏側の上下についているビスをドライバーを使って2本はずします。
これも反時計回りに緩めるとはずれます。とっても小さなビスなので外した拍子にどこかに飛ばさないように注意です！！
いろいろな種類があってお買い得なドライバーセットです♪
ちなみにこのトレーは100均の物です。
このようなトレーで仕分けます♪
・ペグ本体
・ナット
・ワッシャー
・ビス2個
どれも小さなパーツなので無くさないように注意しましょう！
ペグをひたすら磨いて掃除！
くすみのあるギターペグを磨きます
全部はずれたらひたすらペグやパーツを磨いていきます。これがまたなかなか大変なのでちょっとずつやるといいかなと思います。
ギター用（楽器用）の金属パーツ磨きをウエスやティッシュ、汚れてもいい布につけて、ひたすら磨きましょう！だんだんと輝きが戻ってくる感覚がちょっとクセになります！
とにかくひたすら磨くのです！
左が磨く前で右が磨いた後です、ちょこっとやっただけでもここまできれいになります。
おすすめの金属パーツ磨きです♪
ギター磨き用のギブソンのクロスです♪
ついでにフレットも磨く
せっかくなのでついでにフレットも磨きましょう。
指板に金属磨き粉がつかないようにマスキングテープで保護しながら丁寧に磨いていきましょう。
フレットがきれいだと弦も長持ちしますし、指も滑りやすくなるので弾きやすくなります！
マスキングテープをしっかりと貼り付けすぎると、マスキングテープを剥がした時に指板の木材が一緒にペリペリ剥がれてきてしまいます。
なのでマスキングテープは優しめに貼るように気をつけましょう。
一気に全部のフレット部にマスキングテープを貼るのではなく、１ヶ所ずつ貼って、磨いて、剥がして。と繰り返しながら作業をするのがおすすめです！
1個あると何かと便利♪
ペグを組み付ける
あとはペグを分解した時の逆の手順で組み付けて弦を張り、チューニングしたら完成です！
あのくすんだギターのペグがここまできれいになりました！
ですが本当に大事なのは日々のお手入れですね。
放置せずに弾き終わったらちゃんと拭いてあげたりたまにメンテナンスをすることがギターに愛着も湧きますし、きれいな状態を維持できますね！
まとめ
それでは最後にギターのペグ磨きのまとめです。
☑︎弦を外してペグを取り外す
☑︎ペグとフレットをひたすら磨く
☑︎ペグを組み付ける
☑︎弦を張る
☑︎完成！！弾きましょう♪
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