木工DIYの最後の仕上げが「塗装」です。
どんな塗料のどんな色を塗るかによって全く雰囲気が変わってくるので自分好みの物を作ることができるのもDIYの楽しみのひとつですよね!
いろいろな種類がある塗料の中でも木目を生かして着色、つや出しができることで人気のある「ブライワックス」の塗り方とコツをご紹介していきます!
まずは下地作り
まずは基本となる下地作りから始めていきます。
240番くらいのサンドペーパーで表面をかるくみがいて整えていきましょう。
表面がほどほどに整ったら削りかすやゴミなどを、使い古しのタオルや使い捨てのウエスなどでよく拭き取ります。
この時にあえて傷をつけたりするとブライワックスで塗装した時にそのまま浮き出るので、それもそれでおしゃれな感じに仕上がるよ!
ブライワックスを塗りこむ
ウエスなど、いらない布やスポンジにブライワックスを適量つけて木材に塗り込んでいきます。
塗り込む時は木目にそって塗っていきましょう。
浸透しやすく、ブライワックスの伸びもいいです。
乾かしてツヤを出す
木材にブライワックスを塗り終えたら15〜30分ほど乾燥させて塗料を浸透させます。
表面がそれなりに乾いてきたらブラシやタワシを使ってゴシゴシ磨きましょう。
これはツヤ出し、そしてさらに浸透させる工程です。
自分好みの色より薄いなあと感じたらさらにブライワックスを塗り込み、磨く。
という作業を繰り返します。
表面に余った塗料を拭き取る
ブラシでのツヤ出しが終わったら表面に余ったブライワックスをウエスや布、タオルなどで拭き取ります。
表面のツヤ出しになるだけじゃなく、他の所への色移りを防ぐためにも必ずしっかりと拭き取るようにしましょう。
乾燥させる
ここまでの作業でほぼ完成なのですが、1日ほどゆっくり乾燥させて色を定着させることをおすすめします。
1日ほど乾燥させると色移りもしにくくなります。
ブライワックスの主成分は蜜蝋という天然素材のワックスを使用しているので完全に硬くなることはありません。
椅子やテーブルに塗装する場合は洋服を強くこすった時などに色移りが気になることがあります。
まとめ
最後にブライワックスの塗り方とコツをまとめていきます。
①下地をサンドペーパーで整える
②ブライワックスを塗り込む
③乾かして、ブラシなどでツヤを出す
④表面の余った塗料を拭き取る
最後の「④表面の余った塗料を拭き取る」工程がなかなか手間がかかりますが、完成した時の達成感はものすごいです!
きっとしばらく眺めてニヤニヤしてしまうことでしょう笑
ブイライワックスの種類
ちなみに、ブライワックスには下記の全部で14種類のカラーがあります。
お好みで使い分けましょう!
【ブライワックスの種類】
・アンティークブラウン
・アンティークマホガニー
・アンティークパイン
・クリア
・ダークオーク
・ハニー
・ジャコビアン
・ミディアムブラウン
・オールドパイン
・ラスティックパイン
・スパニッシュマホガニー
・チーク
・チューダーオーク
・ウォルナット
こちらではDIY塗料の種類を解説しております♪